子供のころ住んでいた
家のわりと近くにある
森のほうの住所から
ある日一枚の招待状が
フレンドリーな妖精が
その森には住んでいて
幼い僕らはそこに行き
一緒によく遊んだものさ
明るい光が木々に降り
浅い小川、池に注ぎ
遠く岩肌に、滝が落ち
静けさが響くハーモニー
その森は大人達も好きだった
でも、僕は大人になってから
遠く離れて暮らし始め
いつしか全ては変わってた
微かな記憶を頼りにし
もう一度あの森に向かおう
目の前に現れたその場所で
僕の深いところが驚いた
自然と思ってたその場所は
実は一つ一つ丁寧に
緻密に粘り強く妖精が
作りあげた作品だった
一番前の席に招かれ
皆がキミ待つ静けさに
いきなりトップに美しく
ガツンと太く刺さる声が
低く高く弱く強く
目の前を飛び交う音の玉
聴く感覚さえも溶け去って
身体の外も内も無くなって
才能や得意を超えてさえ
理想を求めたキミの努力
大人になった僕だから
初めて気付ける美しさ
ショーも終わりに近づいて
思わず息を吐いた妖精
笑顔に見える達成感
あとは、そのままゴールまで
一人一人の手を握り
再会喜ぶキミの顔
出し尽くし、倒れそうで
いつまでも手が離せない
子供のころは何も解らず
ただ目の前を楽しんだ
大人になって苦労して
頑張りが生み出す光知る
...............
わからなくても楽しいものさ
でも、わかるともっとイイよね
そして、苦悩と努力も想像できたら
きっと、愛さずにはいられなくなる
手に入れることなんかより
相手に与えられることこそが
ずっとずっと幸せだなんて
この世は、ほんとイカしてる

