2018/4/16 No.3716
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今日のNews
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●トランプ米政権は13日、シリアのアサド政権が化学兵器の一つである塩素ガスを
使用したと断定した。化学兵器禁止条約は化学兵器の開発から使用までを禁じて
おり、シリアも2013年に加盟した。米国はこの条約を根拠に軍事行動を正当化して
きたが、13日もアサド政権が化学兵器を使ったという具体的な証拠は示さなかった。
ホワイトハウスは13日、「アサド政権による化学兵器使用」と題したリポートを
発表したが、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などの情報に基づ
いており、客観的な証拠を示したとは言いがたい。マティス氏は「シリアから証拠
を持ち出すのは難しい」と話した。化学兵器禁止機関(OPCW)は14日からシリアに
入り調査が本格化する。
日本経済新聞 2018年4月15日
●ドナルド・トランプ米大統領はシリアへの対応を巡り、慎重を期して練った作戦よ
り、より大規模な報復攻撃に同意するよう軍事顧問らに迫り、これまで提案された
限定的な選択肢に不満を抱えている。複数の政権関係者が明らかにした。
ホワイトハウス関係者によると、トランプ氏はジム・マティス国防長官との会議で、
シリア政府に報復するだけでなく、シリアの後ろ盾となっているロシアやイラン
にも報いを受けさせる攻撃を仕掛けることを主張した。
関係者の話では、米軍は12日夜を含めた攻撃時間を設定していた。だがマティス氏
は、「示威攻撃」以外の行動に出ればいかなるものであれ、特にロシアとの全面的
な対立激化のリスクを冒すとの懸念から計画を中止したという。
WSJ 2018年4月15日
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佐々木の視点・考え方
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★このニュースをいろいろ調べてみたのですが、私の知りたい情報はどこにも載って
いませんでした。
今回のシリア攻撃は「悪の所業である化学兵器を用いた攻撃をした、アサド政権を
懲らしめるため」のものだそうです。
やったことは、ペルシャ湾艦船、紅海艦船、地中海艦船、カタール基地からトマ
ホークミサイルをシリアの化学兵器研究所並びに化学兵器備蓄所に爆撃です。
当然ながら、研究所や備蓄基地を破壊すれば、化学兵器が漏れ出して、付近の住民
に大打撃となる二次被害をもたらす可能性があります。
つまり、米英仏は、今回の爆撃によって、化学兵器を使用したのと同じ事をした
ことになります。
批難したアサド政権と同じ事をしたわけです。
この事に対する、弁明、言い訳をどのように言ったのか知りたかったのですが、
寡聞にも探し出す事は出来ませんでした。
昨年の攻撃に対しても同じです。何か釈明はありましたか。
また、トランプ大統領は、今回の威嚇攻撃だけでなく、シリア駐在ロシア軍、イラン
軍の施設攻撃も主張していたようです。
ロシアは攻撃されたら即反撃できる十分な戦力を持っていますし、シリアへ派遣中
でもあります。
今回、もし、トランプ氏の主張が通っていたら、今は第3次世界大戦の最中、もしく
は核の無制限報復合戦の後(当然米軍基地のある日本もまた核報復の対象)だった
かもしれません。
多くの人は今回の事を素通りしていますが、恐ろしいことが13日の金曜日にあった
事を記憶されたく存じます。
