2016/2/25 No.3242
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 10秒で読む日経!視点が変わると仕事と投資のネタになる
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   今日のNews
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●日銀は24日、マイナス金利政策の導入を決めた1月29日の金融政策決定
 会合の開催時間中に、一部で「マイナス金利導入を議論」と報じられた問題
 に関する調査結果を公表した。調査では、会合に関係する日銀の役職員や政
 府関係者への聞き取りのほか、盗聴探査や監視カメラ画像の分析も行ったが、
 「情報漏えいが疑われる事実は発見されなかった」としている。。
                  時事通信行 2016年2月24日
●日銀、マイナス金利導入を議論
        日本経済新聞WEB版 2016年1月24日12時23分

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   佐々木の視点・考え方
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★このニュースは日本国民全員にとって本当に怖い。

 金塊等何の実物資産の裏付けを持たずに360兆円もの紙幣を発行し、発行額の
 3分の1の日本国債を所有し、日本株ETFの半分を所有する日本銀行が成り
 立っているのただ一つ。

 「日本銀行への信用」だけだ。

 よって、日本銀行は信用を人一倍重視しなければいけない。
 信用が崩れてしまえば日本に流通する紙幣「日本銀行券」は一瞬にしてただの
 紙切れになる。

 特に今の日本銀行の資産の7割は、これまた返ってくるか不安がられている
 日本国債。もし、日本銀行への信用が無ければ、返ってくるときに使われるのは
 紙幣なのだから国債もまた紙切れでしかなくなる。

 こうした、危ういバランスシートなのに、昨日書いたように「誤った政策」で
 ある異次元緩和をしてきた。

 更に、マイナス金利政策を導入して、日本政府の借金の利払いを無くした。
 日本国債を所有することに対して「利息を貰うのではなく支払う」という
 罰を与えることにした。

 罰を受けてまで日本国債を主有する人はいなくなる。

 今、日本国債を買っているのは「紙幣をタダで刷ることが出来る日本銀行」と、
 「マイナス1%の金利で日本円を調達できるのでマイナス金利の日本国債を買
 っても充分な儲けとなる外国銀行」の2者しかいない。

 そして、外国人の日本国債保有比率が上昇することによって日本国債のデフォ
 ルトリスクは高くなりつつある。

 以上述べただけでもかなり「やばい」ことは分るだろう。

 今日の記事は更に信用を落とすもの。

 中央銀行の政策変更を事前に知ることは、かなりの儲けをもたらす。

 FRBの場合、情報入手のために「ブラインドの上下動」という暗号を使って
 情報漏えいされたことがある。これを発見するのに捜査当局の捜査を徹底して
 突き止めた。このぐらい、情報漏えいには徹底的に対処する。

 しかし、日本銀行はおざなりな捜査しかしなかった。

 今のようなスマホ、ネットが発達している時代だ。今回の他にもどれだけ情報
 漏えいしているのか想像もつかない。

 それを放置する日本銀行がとにかく明るい安村よりも信用できるだろうか。