歌 たった一人のための歌声
きっと神様のいたずらなんだろうけど、
みんなを幸せにできる歌声もあるけど、
たった一人を、目の前の人を幸せにできる、
そんな歌声もある。
みんなに好かれた方がいいって、
当たり前に思ってしまうけど、
でも、目の前の人を幸せにできるってことは、
もしかすると、それ以上じゃないのかな。
想像してごらん、きみのために歌ってくれる
その歌声を。
それはとっても尊い友人との会話みたいな、
決してきみを困らせることは言わない。
いつもとっても気を使って言葉を選んでくれる
褒めてくれて、励ましてくれて、
愉しい気持ちにさせてくれる。
そんなとっても尊い友人との会話。
それがあなたの歌声だと思う。
もしかしなくても、それは確かにそれ以上の歌声なんだよ。
静かに、浸るように、聴き入ってもいい。
一緒に口ずさんでも、構わない。
尊い友人は、きみのこと全部わかってるから。
そしてその上で、きみに歌ってあげるんだから。
きみはただ、いまは全てを置いてきて、
目をつぶって、そして、その歌声という音楽の愛に身をゆだねるだけ。
そのとき、神様の本当の意図がわかるのかもしれない。
